BLに対して具体的に興味を持ち始めたのは今年の2月です。其れ迄どうだったのかと云えば、興味が無くはないけどきっかけもないし迂闊に触れた所で深い理解に到達出来る筈もないと思い、横目でチラリと存在を確認しながら、やり過ごしていたのです。
やり過ごしていたにも関わらず、記憶の端っこに何故か引っかかってボンヤリ印象を残していたコンテンツがあります。今更感を承知で改めて刮目する事にしました。それは……。
「学園ハンサム」です。
いかにも素人臭い絵柄とコピー、取るに足らない駄目コンテンツに見えるのに、何故に何度もネット上で遭遇するのか、地味に気になっていました。何か秘密があるのか?!
元々PC版の同人ゲームとして発表され、既に数年前にピークを終えたらしいコンテンツながら、去年はスマートフォン版もリリースされたらしく、再び各所でレビューされていました。
意外にも、結構な高評価が並びます。
マジか……。ギャグとしてこの絵柄や、多分クオリティの低いシナリオとボイスがネタ扱いされているのだろう、と想像していましたが、それにしては扱いが大きいのです。なんと、小説版まで存在している?!
これは見ないわけにはいかない、今更だろうが何だろうが、知る必要があるぞ!と鼻息を荒げてappStoreで検索検索!ありましたよ!
700円!
レビューも圧倒的に★5ばかりの高評価!いざ購入!とタップしかけてギリで思いとどまりました。無料版がある!!なんて良心的なんだ!早速ダウンロードしてプレイしてみました。
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すみません!!!!!!僕には全く必要の無いコンテンツでした!!!
言い訳
わかりますよ、こう云うコンテンツを本気で作りきってしまうエネルギーの無駄遣いが面白いと云う感覚、それをネット上でいじり合う楽しみ。同人進行するリアルタイム性が重要ですよね、この手の遊びは。
しかし2015年3月に初めてプレイした感想としては、良かったーお金払わなくて!なのです。嗚呼ごめんなさい、ディスりたいわけじゃないんです。どうしても美意識が邪魔をしてしまうだけなんです……。
云い換えると、ちゃんとリアルタイムで盛り上がっている時にこのコンテンツに触れて、楽しめたら良かったなとは思います。出逢い方が良くなかったんだなー。
最後に
二次創作物の出来が余りに良くて、コッチのバージョンでゲームにならないかなーと思ってしまいましたが、それはきっと邪道な楽しみ方なんでしょうねえ……。
http://park7.wakwak.com/~bob_love/
またいずれBL関連のゲームも紹介しようと思います。■■