Boys Love Institute

ノンケ男がBL世界や雑談をだらだら綴るブログ

腐男子成長記録・前篇

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photo credit: EPL10547.JPG via photopin (license)

僕がBLに興味を持ってしまってから4ヶ月程経ちます。書店ではそれ迄踏み入れた事のないゾーンを徘徊し、ネットではそれ迄タイピングした事のない単語を検索し、少しずつですが知識を深めて参りました。

 その過程において幾度となく遭遇したにも関わらず、概ねスルーし続けていた単語が、「腐男子」です。

腐男子としての成長

僕もまぁそこそこの年齢なので、今更「男子」を名乗るのは憚られます。かと云って別の呼び方も知りません。そも別の呼び方が存在しているのかも判っていません。つー事で調べてみましたよ。

腐男子
腐男子とは、ボーイズラブ(BL)・やおい作品を好む男性の事。腐男子の別名として、父兄をもじった腐兄がある。腐兄という言葉はPINKちゃんねる801板で2002年に発生した。
腐男子 - Wikipedia

 ほうほう。Wiki先生によるとこんな感じだそうです。好んだ時点で腐男子・腐兄認定されるのであれば、僕は既に腐男子・腐兄を名乗って良さそうですね!しかし、2002年に出来た言葉との事ですから、まだ10年チョットの歴史しかない単語なんですね。全然新しい概念。

 今更ながらこの際、腐女子についても見ておきましょうか。

腐女子
腐女子(ふじょし)とは男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを好む女性の事。「婦女子」(ふじょし)をもじった呼称である。ヤオラーともいう。年齢の高い腐女子をさす派生語として貴腐人(きふじん)もある。同様の趣味を持つ男性は、腐男子あるいは「父兄」をもじって腐兄(ふけい)などと呼ばれる。
腐女子 - Wikipedia

 なるほどね、一応確認は出来ましたね。腐女子の説明にも補足される程には、腐男子の概念も一般化していると云う事でしょうかね。じゃあ今日から僕は腐男子を名乗ります!……。いや……。やっぱ年齢がなあ……。

腐男子が好むもの?

 ところで腐男子の説明を拾ってみると、以下の項に当て嵌まる男性の事を総て腐男子と呼ぶ事もあるのだそうで、なんとも曖昧模糊とした新語のようです。

  1. BLの漫画やアニメを好む男性
  2. 百合の漫画やアニメを好む男性
  3. 腐女子に理解を示す男性

 つーか、1と2なんてまるで違う意味じゃないですか。もう!どう云う事!?あー……。つまり、「同性愛者の恋愛を扱った作品」を好む男、と云う括りでいいのか、なるほどね。

 しかし「同性愛者の恋愛を扱った作品」としての側面よりは、恋愛におけるシチュエーションやセリフ、行為などある種の様式が根底にあって、その「共通概念を楽しむ作品」としての印象が強いなー、と感じています。

 これまで読んできたBL漫画作品(まだまだ数は少ないですけど)には、それぞれ違った様式ではありつつも、やはり地下水脈として同じ様式が流れていて楽しみ方は概ね同じ形をしているなー、と云う感じ。それは「ゲイ」の存在の有る無しといった単純な話でもないなー、と。

 理屈だけで云えば、その地下水脈と同じ様式美を表現できるのであれば男女の恋愛を扱った作品も同じ味覚で楽しめる、と云う事になりそうなんですが、さにあらず。そこにはやはり深い谷があるようですね。

カップル戦争

 諸先輩方からすると、ああはいはいその話題ねもう50万回くらい再生されたわ、って事かと思います。新参者の僕にとってこの概念はむっさ新鮮でした。

 要はあれですよね、A君とB君ではA君が攻めでB君が受けと考えている勢と、いやいやB君が攻めでA君が受けでしょと考えている勢とが、激しく衝突しがちって話ですよね。言葉で書くとこれだけの話なんですが、なんでも友人の縁が破壊される可能性さえある対立なのだとか。

 あり得へんわ、と切って捨てるのは簡単なのですがちょっと突っ込んで考えてみましょう。

 そもそも自分が肯定しているカップルを否定される事の意味ってなんなんでしょう。同性愛、少年愛、を扱っている事で云えば同じテリトリー内の話題のように見えるのに。例えばこう云う事ですかね。

  • 男役、女役、を認定した自分の価値観、萌え観、を肯定したい
  • 男役に認定したキャラクタが女の子のように扱われる(受け)なんて気持ち悪い
  • 自分が考えるCP以外は全てクズ、考えただけで吐き気がする程憎い
それならそれで

ふむ。例えば上記のような気持ちがあったとして、相容れない価値観を持つ誰かが居る場合、歩み寄る事はかなり難しいんだろうと思います。

 好きでやってる事だったり、感覚で発生した理屈と云うやつは、どう説明されても変えようがなかったりしますからね。

 でもしかし、それならそうで歩み寄る事を諦めてそれぞれの道を行けばいいのになー、と思ってしまうのですがコレはダメなんですよね、そうですよね、ええ、わかってますわかってます、もう云いません、すみませんすみませんすみません。

 つまり、違った価値観が存在している事さえ許し難いと感じていて、その異端者、異教徒を徹底的に叩き潰す勢いで攻撃したい、んですよねきっと。

 「同性カップル妄想の男役と女役の設定」と云いつつも、それは既にその妄想をしている人にとっては宗教的な存在になっていて、考え方や生き方の規範、ひいては自己存在の肯定理由といった大袈裟なテーマに迄拡大されているように見えます。ははーん、てことは……。

カップル戦争とは宗教戦争である!?

なんだか僕ヤバそうな事を書いてます?もしかして。でも割としっくりキますよね。魔女狩りと逆カプ狩り。ここでまたもやWiki先生登場です。

宗教戦争
宗教戦争(しゅうきょうせんそう)は、宗教上の問題が原因で生じた戦争。必ずしも宗教上の対立のみではなく、政治的な利害も複雑にからみ、深刻な争いとなった。同国民同士が血を流して争いあう宗教戦争への反省から、西ヨーロッパでは政治と宗教の分離が進められるようになった。
宗教戦争 - Wikipedia

 ほらほら、なんだか似てる。深刻な争い、という点はまずそうですし、同国民同士が血を流して争いあうなんても、一致するイメージです。宗教戦争と違うのは、深刻な事態の反省としてナニがあったか、でしょうかね。

カップル戦争は消えないし今後も腐って捨てる程に発生する

 ネットで色々を見て回った結論としてはこうでした。まあ、そりゃそうです。人の好みが千差万別であると云う事は疑い様がないワケなので。異性の好みが人それぞれ違うように、異性と異性のカップリングの好みとて、また人それぞれってコトかな。

 しんけん乱舞絶対殺すマンみたいな存在が登場する程までにファンの愛が加熱するコンテンツであった場合は、有名税みたいなもんでしょうかね。

 で、だ。

 僕にとってそこまで拘りを持って愛し楽しんでいる何かあるだろうか、と考えました。といったところで、後編に続く。■■

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written by つよ