Boys Love Institute

ノンケ男がBL世界や雑談をだらだら綴るブログ

忘却の彼方には近づくな、と思った件

忘れたい事と忘れたくない事が、日々の生活の中で積み重なって行きます。その殆どが実につまらないことです。CDの発売日を覚えておこうだとか、小さな諍いの蟠りをさっさと忘れてしまおうだとか。

 覚えておくことや忘れることが達成されなかったとしても大した問題にならない程度の事。あー忘れてた忘れてた今日買いにいこー、あーヤなこと思い出してもーた忘れよ、程度の事。

 時間経過は記憶を劣化させる最大の要因ではありますが、記憶の精度は鮮度にイコール、とはならないのが面倒です。どんなに忘れたい出来事でも、何年経とうがしっかり覚えてしいることがあります(殆どは子供の頃の記憶)。ただ時々「あーこれは忘れたいなぁ」と過去に思った、と云う「記憶」を覚えてしまっていることもあります。

 「ナニかを忘れたい」と感じていたことは覚えているのに、ナニを忘れたいと思っていたかは覚えていないと云うケースです。

 だったら、もともとその「ナニか」の事は忘れてしまいたいと思っていたのだから、「ナニを忘れたいと思っていたか」を思い出す必要なんて無いはずなのに、必死に思い出そうとしてしまうのですが、その時その段階ではその矛盾には気がつきません。

 そして必死に記憶を検索してやーっと「ナニを忘れたいと思っていたか」を思い出した瞬間に自分の間違いに気付くのです。

 「ソレを忘れたかったんやろうがあ!なに必死に思い出そうとしとんねん!」

 しばらく時間が過ぎ、出来事を客観視出来るようになるまで、自分のなにがおかしかったのか全く判らない状態が続くわけです。

 悪いことは続き、そうやって必死に思い出そうとしてやっと辿り着いた「忘れたかった事」は、そうそう忘れることが出来なくなってしまいます。更には「そう云うことが在った」と云う出来事の記憶も追加されて、「忘れたい出来事」へのリンクがどんどん増えていくのです。嗚呼どうすれば……。

 で、ここからが重要です。

 今朝、その「忘れたかった事」をついに忘れることが出来たのです。思わず必死に手繰り寄せてしまったと云う馬鹿な経緯がありつつも、今はすっかりなんのことだったのか覚えていません。

 その周りの出来事だけはこうやって文章に書き起こせる程に鮮明です。しかし肝心の部分はもう全然わかんないのです。

 やった!もう追いかけない!ナニを忘れたかったのかはどうでもいい!!我達成せり!YEAH!YEAH!YEAH!■■

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written by つよ