すっかり忘れられた連載企画ですが、2016年は映画の事もどんどん書いていこうと思いますよ。ショタ映画として観直してみるとまた違った味わいがあるよね、と云う事を云わんとする記事ですので、もし気になる作品があったら、視点を変えて観てみてください。
今回は実写洋画から3作品3ショタをピックアップしてみましたよ。
シェフ 三ツ星フードトラックはじめました / エムジェイ・アンソニー
去年の作品です。もうね。作品自体派手ではないものの、むっさ素晴らしい作品なので、是非観て頂きたいのです。監督は、アイアンマンで役者と監督をこなしているジョン・ファヴロー。彼は、海外ドラマなんかでもちょいちょい出演していますよね。監督にしておくには勿体無い、味のある演技が出来る役者です。
彼の息子役として登場するのがエムジェイ・アンソニーくんです。彼は、大好きな父親とフードトラックで街を巡りながら失われた親子の時間を取り戻す中、人生における大切なものを教わるんですね。意外な展開が少ない王道進行の物語は、しかし丁寧に丁寧に、かつユーモアを織り交ぜながら描かれます。ファヴロー監督の人間味が滲み出ているように感じました。
邦題だけは出オチ感丸出しでイタダケナイ感じですが、2回目に息子視点で観てみるのを超オススメします。
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説 / キー・ホイ・クァン
1980年代の映画を語る時に外せないのが彼です。まあ、インディ・ジョーンズの子役orグーニーズの東洋人の子役、と云えば大体伝わる感じでしょうか。有名な出演作品はこの2作だけなのに、その存在感は印象的で、同時代を生きた人達には馴染みが深いのではないでしょうか。
映画の内容はこの際いいですw。彼の素直そうで繊細そうな演技を観るだけのつもりで、本作品を観直してみるのもナカナカですぞい。なかなかいいアクションしてるんですよ、これが。
彼は今でも映画ビジネスに制作サイドで関わっているそうです。
オーメン / ハーヴィー・スペンサー・スティーヴンス
まあ、はっきり云って彼は演技をしていたと云うより、スで見つめていただけなんでしょうけどもね。とにかくその眼差しはインパクトがあり、可愛いのに薄ら怖い不思議な魅力がありました。
映画自体は、古典中の古典なので今更みる事もあるまいと思いますが、演出の工夫は多く全然楽しめますよ。ダミアンを今見ると、子供らしくて愛でたくなります。
【オマケ】インセプション / 不明
て、えー?この映画ショタなんかでてたっけー?はい、そう思われるのが自然です、合ってます合ってます。しかし残念な事に、写真を見つける事が出来ませんでした。いずれTV画面を写真に撮って掲載しましょうかねぇ……。
物語は他人の夢に潜入し深層心理を操作する特殊な産業スパイであるコブ(レオナルド・ディカプリオ)に課せられた困難なミッション達成に向けての仲間集めと、ミッションの行方にフォーカスしています。
夢と現実の境界が実は曖昧であると云う普遍的なテーマを扱う中で、コブは事ある毎に自分の息子と娘が楽しげに遊ぶ、幻影のようなモノに心を惑わされるんですね。
この子供がイイんです。
ショタとして萌える、と云う意味のみを評価してしまうとパっとしないかもしれません。しかし、物語にしっかり浸かって観ると、何とも愛おしい存在に感じられてくるから不思議です。
これは、監督の演出力が成せる技だと思いますね。作品は超オススメ。観たら必ず泣いてしまう映画です。
ラストシーンを観たら、もう一度観たくなると思いますよ。
最後に
まず見て欲しいのではとにかく「シェフ」ですね。子供視点で観る事が比較的自然な作りでもあります。
またオススメしたいショタ映画は紹介するつもりですので、期待せずに待っていてくださいね■■