Boys Love Institute

ノンケ男がBL世界や雑談をだらだら綴るブログ

「あの日、制服で」を読んだ感想は『この絵で切ない系は本気でツラいわー、もっとヤッて!』だった

中村明日美子信者です。まだ1年生ですけどね。本当に大好きで、繰り返し繰り返し読み続けているBL漫画は、明日美子作品だけです。同級生だけでどんだけシャブるねん(///)、と云うくらいしょっちゅう読んでます。最近は主に会社で読んでいますね。

 そうヤッて1冊をすり減るまでコスっていると、新しい作品がなくても全然楽しめてしまうので、なかなか新作に手を出していませんでした。が、流石に信者を名乗るのですから読んでない作品は減らして行こうと思い立ちまして、本作を手に取った次第です。 さて、内容はどうだったのか。いつもながら、ネタバレを厭わずに書くつもりですので未読で購入予定のある方は、別の記事でもドウゾ。

基本情報

あの日、制服で (ビーボーイコミックスデラックス)

あの日、制服で (ビーボーイコミックスデラックス)

 

卒業式で告白されて5年。飲み会で再会したアイツの薬指には指輪があった。
「てかお前、俺のこと好きとか言ってなかったっけ」
俺の言葉にアイツの表情は揺らぎ……。

心が震えるほどの感動と痛み、青春の輝きと影を描いた、十代の恋にまつわる6編のオムニバス。


●表題作他収録作品●
【A先輩】A先輩は僕を好き。僕はB先輩が好き。僕はA先輩と部室で淫らな行為に耽るが……。
【中学3年生】「じゃあ僕が1万出したらお前のをしゃぶらせてくれる?」クラスメイトとの関係が始まった……。
【裸の僕】週に一度、僕のアソコは先輩に剃られ裸にされる。僕らの秘密の行為だったが……。
【転校生】転校生に学ランの下に手を誘われる。触れたのは女性もののフリルの下着で……。
【ニコイチ】「来るな」という声を制して入った体育倉庫で目にしたのは、幼馴染の汚された姿で……。

感想

ヤバいすわ。やっぱ良いですねえ、明日美子作品の絵も話も。

 タイトルにもある通り、制服がテーマとした、つまり男子学生同士の恋愛をテーマとした短編集です。

 同級生のシリーズとは違って、たった1話で話を終わらせる必要があるので、キャラクタの掘り下げや、丁寧にエピソードを積み上げる事は出来ないわけです。

 短い話でも読者のココロを勃たせるフックが必要、そこで明日美子先生がピックアップしたのは、「ノンケとの恋」です。

ノンケと始める恋

おのずと、どのエピソードも恋愛の立ち上げ期にフォーカスした内容になります。エピソードのラストは、悲恋に終わるorこれからのデレ期を予感させる、の何かに絞られる事になるんですけどね。

 同級生シリーズでは、原センが切ない担当でしたけども、今回もそんな切ない恋愛の悲恋エンドが幾つかあります。

 もうね、悲恋エンド、切ねーわー。

 明日美子先生の物語を切り取る切っ先が鋭利なんですよねえ。斬新な展開を目指している風でもなく、割とアリガチと云える話運びなんです。だのになんなんでしょ、この敏感な感じ。粘膜質の柔らかい部分を薄いクリスタルでスーッと静かに斬るが如く、後からクる傷みなのです。

 ココロの柔らかいトコロね。

 勃たされたり斬られたり、もう明日美子先生の掌の上でクルックル回されますぞ。

顔が1番エロい

作品は、1エピソード1絡み以上確定の成分比率です。必ずしもあ、なーるせっくるをするとは限らず、フェラーリやハンディ(←w)で終わるものもあります。むしろ、注挿シーンは少ないんですよね。

 ただし、クッソエロいですいや違いましたバリクッソエロいです。

 もはや、明日美子先生のエロには美学を感じてしまう程でして、安易にケツ穴掘りに到達しない描写に身悶えしてしまいます。

 いわゆる前戯の魅せ方に拘りがある、んです。キスシーンでの舌の柔らかさについては同級生の感想で書かせて頂きました通りで本作でも炸裂しています。

 愛撫される(←最近聞かない表現)側が、より克明に描かれるケースはBL作品によくある事ですよね。本作も、される側が可愛くてエロい仕草と表情を連発してくれます。

 本作最大の魅力は、エロ可愛い顔。

 1エピソードに必ずエロ顔が登場する上に、毎回違うシチュエーションなのがお得感ありますよ。

乳首への拘り

絡みのシーンで、乳首を舐めたり触れたりする場面が、やたらに多いのも本作の印象でした。明日美子先生が、乳首攻めにエロスを感じているのは間違いないわけですが、相互愛撫を大事に描いている気がします。気持ちよくさせ合いっこね。

 男の乳首でありながらうっすら艶っぽく柔らかさを伴って描写されると、バリクッソエロ・ファクタに変貌します。技術の勝利。

 生物的に云えば男の乳首なんて全く意味がないわけで、もはや生殖機能を持たない性器のような存在ですからね。それでも男は乳首を晒す事については羞恥心がありません。そこが性的意味を持っている感覚が超薄いからです。

 だからこそ、乳首を攻められて感じてしまう男子はメス化のアイコンとして必要充分を満たすんですなー、勉強になりましたアザッス。

 やってくれるぜ明日美子先生。

飲むこと

飲む描写も多い印象ですね。エロ描写の要求を満たしながら同時に愛情表情でもある、コスパのイイ行為ですな。

 あ、精子の話ね。

 こう云った行為の効果ってのはBL界隈でもはや一般教養レベルなんでしょうかね。男は、射精した自分の精子を飲み込まれた時にどう感じるのか。僕は男なので自分の精子を女性が飲む事がどう云う感覚を呼び起こすのか知ってますが、女性ってどう感じているのかなーとぼんやり疑問が沸き起こりました。

 まあ逆に、男の精子を飲む時の感覚は知らないわけなので興味もありますけども。この件はいずれ集中して書きたいですね。

ショタ対応とクズ対応

いやー。明日美子先生、サービス精神溢れまくりですね。中学生、高校生、を扱ったエピソードでありながらしっかりショタ対応までしてくれています。つまり童顔で背の低い男子学生ですね。

 もはやどこからどう見ても可愛い、になっています。

 そんな無垢に見える童顔の高校生が、先輩相手に大人びた表情(エロい顔)を見せるギャップも、本作の見どころの一つですな。しかも、悲恋に終わる「僕の裸」なる一遍は、超切ないです。もー本気で切ねー!もっとヤってちょうだい!もっと!

 余談ですが、本作に登場するダメ男と云うかヒドい男と云うかまあソレ系の年上男が何人か登場するのですが、コイツらがホントにクズでいい感じですw。クズ男と云うのは単なる悪のアイコンとして機能するだけでなく、より苦しい環境、より切ないシチュエーションを生み出す為の有効手段ですから、上手く使ってくれると萌え転がれる距離が倍増しますね。

 無垢とクズを描き分けられる明日美子先生は、果たして天使か悪魔か。

絵の話も少々

相も変わらず丸ペンで丁寧に引かれた描線は魅惑的です。ベタの端っこだけ実はカケアミになってるなど細かな表現を見つけるたびに、生原稿見てえよおおおおおおおとココロの中で絶叫です。

 そんな楽しみ方は明日美子先生の作品においてデフォですけども、本作収録の「転校生」という1篇は、丸ペンの威力が炸裂していました。

 物語は、転校してきた同級生男子が実はゲイで女性下着を常着しているのをたまたま見つけてしまったのをキッカケに……、と云う展開でアレな感じになるのですが、この下着のレース描写が、総て手描きで毎コマ描写されているんです。

 生原稿見てえよおおおおおおお!

最後に

まっだまだ好きな部分を書き続けられるのですが、一旦正気に戻ったのでこのあたりで終わろうと思います。基本的に中村明日美子作品は、少なくともBL作品は総て感想を書くつもりです。が、最初に書きましたように、ゆーっくりしゃぶってしがんでいるので、ペースは遅いと思います。またお付き合いくださいませ。■■

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written by つよ