作詞作曲した事ってありますか?ちょっとギターをかじってしまったりした学生時代に、好きな異性に向けて信じられないくらいイキった歌詞のラブソングを深夜に作ってしまい翌朝冷静な頭で確認して悶絶死する、なんてのは第二次性徴期の男子あるあるですよね。実に迂闊でイタい記憶です。
そうやって抹消したい自分黒歴史などは、他の誰かに伝える事なく闇から闇へと葬り去られるものですから、その存在がなかなか確認出来ません。
しかしバンドなんかやってると音源をレコーディングしたりする機会があったりなかったりもします。
過去3~4回くらいは全うにレコーディングを経験した事がある僕は、その内の一回に自分で作詞作曲した楽曲を録音した事があるんですよね。20代中半だった当時、それまでのバンド人生(と云ってもたったの10年くらい)を振り返って、果てしない気分になりながら深夜に書き上げたのでした。
結果なんだか曖昧な詩になりました。
でもまあ、真剣に創った事だけは間違いないので、今となっては恥ずかしさよりも誇らしさのほうが勝るようになっています。
そこで。
「この曲、BLを唄っていると思って聴け!」のエントリはこれまで、広く知られたメジャー曲ばかりを紹介してきましたが、作詞作曲した権限を最大限に活用してみたいと思います。
BLの事を唄っていると妄想するとすれば、目覚めちゃった系の話として解釈すると捗るかもしれませんね。
つーわけで、DEAPARTUREで「DAYS」です。はりきってドウゾー!
DAYS 作詞作曲:つよ 編曲:DEPARTURE
当たり前のように時が過ぎ成り行きを味わう
ベッドに沈みながら微かな記憶を辿ってもう一度自分に出逢えるか繰り返す本当と嘘が信じて居たものを曇らせて行く
手に入れた真実はいったい何処にしまっておこうか二度と手放す事はない
通り過ぎた道を振り返って
あの日々をまた思い出そうとする
ほんの少し躊躇いながら新しい毎日が風のようにすり抜けて行くよ
今までは見えずにいた輝きがまた一つ俺達の体を照らす
通り過ぎた日々無駄な事など何一つない
止まったはずの時計の針がまた動き出す通り過ぎた道を振り返って
あの日々をまた思い出そうとする
ほんの少し照れくさいけれど
最後に
ちなみにこの曲、エレクトーンとアコースティックギターで創りました。曲先てやつでして、後から詩をつけるのがまーまー苦労しました。この音源では、僕はドラムだけ担当していますよ。いかがでしょう、妄想出来ましたでしょうか?■■
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