京都。魔都京都。この都市については色々のネタが存在していて、いくらでも妄想出来る極楽のような土地でして、通り名に腐的な響きがあるのをご存じでしょうか。
数年前に一部で盛り上がったようなのですが、僕はつい最近ソレを知りました。意外とBLネタとして一般的ではない?みたいなので紹介してみたいと思います。
京都の通り名のルール
京都に訪れる機会が少ない人はご存じないかもしれませんが、通り名には基本ルールがあります。
- 碁盤の目のように縦横が直角で交わっている
- 凡その場所は縦の通り名と横の通り名を繋げて表現する
- 縦横、どちらの通り名を先に呼ぶのか命名規則が存在する
- 市電が通っていた通りのほうが先に来る
- 縦横両方に市電が通っていた場合、市電が先に開通した通りのほうが先に来る。
意外にもしっかりした規則があるんですよ。古くはこの土地にミヤコがあった事に由来して、東西南北に整備された道路がビシッと走っているんですね。
そして2010年に2ちゃんでポストされたこの内容が、秀逸です。名前からして「解ってるヤツ」なのは明らかですね。
京都の腐的解釈
今となっては、この意味が面白い程スルスルと脳内に流れ込んでくるではありませんか!おっさんも成長するって事が証明されましたね。コレはもう、各通りを擬人化せよと云われているようなもんじゃないでしょうか。先ずは、このポストコピペを読んで下さい。
344 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2010/06/28(月) 12:34:02 id:h1shlQCfO
京都の道路は碁盤目状だから、バス停も通りの名前を組み合わせたものになる。
ただ、最近それがカップリングのように聞こえて仕方がない。
例えば、「千本今出川」は千本×今出川、
「千本北大路」は千本×北大路という風に変換される。
この場合千本通りはどの通りと組み合わせても名前の最初に来るので、
攻め気質のキャラクターだということが分かる。
同様に、堀川通りも攻め側にまわる事が多い。
「堀川上立売」「堀川中立売」「堀川下立売」を順番に聞くと
堀川はこの三兄弟の誰が本命なのかとハラハラしてしまう。
中でも、河原町通りは気になる存在だ。「四条河原町」「三条河原町」の時は
受けなのに、「河原町丸太町」の時は攻めになる。不可思議極まりない。
けれども、かわらまちまるたまちという音韻の可愛らしさから、この二人は
双子気取りの百合カプなのかもしれないという考えに至る。
大宮だって気になる。「四条大宮」と「大宮五条」があるということは、
攻めヒエラルキーは四条>大宮>五条なのだろうか。
兄には受けて弟には攻めるなんて、大宮はリバ魔性にもほどがある。
ちょっと待て。今何となく調べたら
「河原町五条」ってバス停もあるじゃないか。五条は受け確定なのか。
それに「四条堀川」って何だ。基本的に攻めキャラの堀川もさすがの四条には敵わないってことか。
京都には「四条は攻め、五条は受け」という決まりでもあるのだろうか……
しかし、こんな風に悶々としながら市バスに乗ってるのなんて自分だけだろうな。
修学旅行生が騒がしい時期だけど、この脳みそのおかげで車内は快適です。
ちなみに、命名の優先についてはちゃんと答えがあり、以下の内容で解決はしています。
- 五条や御池が受けな理由
市電敷設ではなく、建物疎開で拡幅されたので市電停留所がない - 千本が攻めな理由
明治末/大正初期に東西方向に先駆けて敷設されたため - 七条千本な理由
三条通以南の千本通には市電が通っていないため(大宮通にシフト) - 四条堀川な理由
北野線が四条堀川以南には行かないため(西洞院通りにシフト) - 西大路最強な理由
四条通大宮以西はトロリーバスだったため - トロリーバスになった理由
先に嵐電が開通していたため
まあいいです、細かい事まで理解してなくても。とにかく、カップリング可能なのだと云う事だけ覚えておいてもらえれば。
今後京都に行ってバスに乗る事があれば、大いに楽しめると云うわけなので、 得した気分が味わえますよ!
個人的印象
- 四条は最強攻め。三条、二条、と云った兄達も攻めではあるがオラオラ感のレベルが違う。最強の名を欲しいままに。「俺の前では、ノンケも脚開くぜ?」的な。
- 東洞院と西洞院は、烏丸と仲良しなんだけど、お互いには気が合わない双子の兄弟。烏丸が2人の間でアワワする日々。
- 富小路×綾小路は、金持ち家系のリバカプ。2人ともショタ確定。キャッキャ云い合いながら享楽に溺れる。
- 姉小路×寺町は女装痴女攻めとノンケの行きずりカプ。寺町くんは、姉小路が忘れられない。でも姉小路さんは、奔放な風車。切ないー。
- 万寿寺×油小路は、エロ調教師攻めと淫乱全受けカプ。プレイがハード過ぎる。いつでも濡れている。
最後に
ええと。楽しみ方、伝わったでしょうかね。京都に行ってください、取り敢えず。そして、実際にその通りを歩いてみると、印象が具体的になるので、楽しいっすよ! ■■