この画面、観た事ありますか。なんのこっちゃ?と思われる方がまだ多いかもしれません?
8月の毎日を、今か今かとヤキモキしているのは僕だけではないハズです。でもまだ公開されていません!もう!このスッキリしない気持ちをバラまく為に、公開前に紹介してみたいと思います。
BLとは関係ない、んですけどね、はっきり云って。ただ、BLに脳内補完が可能そうなポテンシャルを秘めているんですよね。
周辺情報も含めて、いくつか拾ってみます。
カプコンって知ってる?
カプコン、ご存知ですか。日本が誇るゲームパブリッシャですね。有名ドコロでは、「バイオハザード」シリーズ、「モンスターハンター」シリーズ、「逆転裁判」シリーズ、「ストリートファイター」シリーズ、などなどヒットタイトルを挙げだすとキリがありません。
カプコンはこれまで基本的に男児、男性向けのコンテンツを多くリリースしてきました。上記ヒットタイトルを眺めて見ても、なんだか男の子が好きそうな要素をモチーフにしている事が窺い知れますよね。
僕も古くは「魔界村」シリーズや「戦場の狼」「SON SON」など、カプコンのゲームを熱心にプレイして来ました。
あのカプコンが女性のみのチームを編成
これが意外と云うかなんと云うか。時代の要請を受けたリアクションだったのかは知りませんが、女性だけで構成されたプロジェクトを立ち上げたんですね。それが今回紹介したい「囚われのパルマ」です。
まずはプロモーション動画をご覧くださいませ。
で公式サイトをコチラです。
更に、主人公の美青年の声を演じておられる声優さんはこの方です。
全部見ましたか?見ましたね?
どうよ!
この内容、カプコンの野心的な思惑が透けて見えます。正直云って、これまではスマートフォン・プラットフォームで大きな成功を収めていないんです、カプコンて。むしろ、大手ゲームパブリッシャとしてはコケて来たと云ってもいいくらいでした。がしかし、世の中の流れをウォッチ自体は結果なのか、アッピール力の強い女性プロデューサがいたのか、真相は知りませんがともかく、此れ迄負けが続いていたプラットフォームで勝負に出たのは間違いないでしょう。
とは云え。
不得意と云えるフィールドで、如何にコストを抑えながら尖ったコンテンツを投下するのか。その答えの1つが「囚われのパルマ」だったとしたら?僕にはそう思えたんですね。
物量勝負を棄てた作戦は吉と出るか?
まず驚きなのは、登場する男性(イケメン)キャラクターが、ただの1人だと云う点です。他社女性向けコンテンツのヒット作で云えば、「刀剣乱舞-online-」では約50キャラ、アドベンチャーゲームだと「ときめきメモリアル girls side」で約5キャラ前後、スマートフォンゲームアプリで云えば「あんさんぶるスターズ」で36キャラ程度、と云う塩梅でして、まかり間違っても1キャラで戦ってる一線級コンテンツは存在していません。
恐らくですが、最初っから1人に絞ったコンテンツがやりたくて企画立案したのかと云うと、そうではなかったのでは?と感じます。
ゆーても莫大な予算が引っ張ってこれない中、かつ尖ったインパクトが無ければ社内稟議の通過が困難である状況下で、有能な女性プロデューサか女性プランナーが、数字を作ってみたんじゃないでしょうか。
つまり、物量勝負で稼ぐタイプの運営コストがかさむゲームデザインではなく、女性特有の一点集中型底無し沼たる深掘り系ゲームデザインを採用する事で、初期開発費を極力抑えながらロングテールで収益化する収支計画の立案です。
で会社は、それくらいのコストでコンテンツ作れんだったらヤってみろ、と云う判断が出せたのだとしたら?
ところで絵はどう?
イメージイラスト見ましたか。好みによる所が大きいのは承知の上で書きます。
濃くね?
んー。なんか濃いなーと思いませんか。こう云う耽美的価値観が存在しているのはもちろん判ってんですが、それでもなお思うんですよね。昨今の流行からすると濃ゆいなぁーと。
好み?全然イケてる?まぁそうなのかもですが……。いやいや、やっぱり濃ゆいよね!あからさまに前はだけてんのとかも、あざとくね?
チャレンジとしては大いに興味をそそられていながら、どうにも心の底から萌えるものは感じ取れずにいる僕です。まあ、見た目が総て、ではないはずなので兎に角リリースを待ちたいと思います。
最後に
カプコンの根性をみんなで確かめましょうね。もう直ぐリリース?!かもよ?!■■
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