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Boys Love Institute

ノンケ男がBL世界や雑談をだらだら綴るブログ

「不器用だけど大好きさ」を読んだ感想は『安定のテンプレートですな』だった

最近発売されたらしい漫画作品を読みました。山田パピコさんと云うペンネームがなんとも可愛らしいですね。表紙から察するに高校生の恋愛ものが中心なのかなーと思いながら扉をめくりました。ネタバレOKの方だけ続きをお読みくださいませ。

基本情報

不器用だけど大好きさ (花音コミックス)

不器用だけど大好きさ (花音コミックス)

内容紹介

すげー苦手だと思っていたクラスメートの鳥越(とりごえ)と、
2人で文化祭実行委員をやることになってしまった俺。

スカした態度の鳥越とはノリも合わないし、
キレイな顔立ちと頭の良さで俺より女子にモテるし、
仲良くするつもりなんてなかった。

…でも本当は一生懸命で可愛い鳥越によろめいてしまったら、
もう突き進むしかないだろ!?

直情型ムードメーカー・飯田
×無愛想美人・鳥越の不器用ラブストーリー★

鳥越の幼馴染み・村上×真編も収録。
描き下ろし付き★

感想

 そして、はい、不器用な高校生男子の恋愛が中心の作品でした。タイトルに偽りなし、ですねw。絵柄はちょっと古いと云うか懐かしい印象でしょうか。僕的にはちょっと前のレディコミみたいな感じかなーと思ったのですが。とは云え画力は安定しています。美しい男子高生ばかりの画面がずーっと展開します。やや面長の美形が好きなら目の保養として大満足ではないでしょうかね。

 物語自体は、実に普遍的なテーマを扱っていると思いました。男同士と云う点を覗けば、いわゆる学生同士の恋愛を描いた漫画としてはド直球の内容です。

  1. たまたま学校の委員選出で選ばれる主人公と相手
  2. 最初はお互いに心を開かず距離のある関係
  3. 委員の仕事をこなすなか次第に相手の良さを理解し始める主人公
  4. 心の距離が近づく二人
  5. ある時突然に相手から拒絶される主人公
  6. 何故の嵐のなか自分の気持ちに気が付き相手に告白
  7. 実は相手も主人公を好きだったが自分の気持ちを知られて心が離れてしまうのが怖かっただけだと分かる
  8. 不器用な二人の心は繋がったね(ハート)

 これ、BLである必要もなくあり得る物語ですよね。この展開の後、付き合いだした二人は幼馴染の横恋慕で気持ちがざわつくものの仲直りセックスで気持ちを確認しあったり、嫉妬するけどそこまで愛されている事を知ってもっと好きになったよ的展開になったり、ふつーにイチャつく話が続きます。

テンプレ萌え?

 この作品、オリジナリティと云う意味では突出した印象はなかったのですが、だからと云って駄作だと云いたいわけではないんです。テンプレート萌えってあると思うんですよね。BL漫画もエンタメ商品である以上、消費者が望むポイントにどれだけストライクを投げ込めるかと云う部分で勝負するものでしょうから、この作品はそう云う欲求というか需要にしっかり答えているんじゃないかなぁと思った次第です。色々の意味で安定してるなーと。

 不器用な高校生が、自分の気持ちを表現する為に恥ずかしがったりかっこ悪い事したりしながら、それでも相手に自分の気持ちを伝えずにはいられない、みたいなシチュエーションって、みんな好きじゃん?

 さてエロ描写ですが、山田先生は舌に対するエロアンテナが敏感なのでは?と云う気がしました。キスも舌を絡める描写がお好きそうですし、乳首舐め描写、アナル舐め描写など、「舐める」と云う行為のエロさに対する拘りがありそう。基本的に美しい表現なので女性的な印象ですね。

最後に

 BL漫画作品としては僕的にちょっと食い足りない気分でしたが、教科書のような存在だと思えばクオリティは高いんじゃないでしょうかね。■■

Boys Love Institute
written by つよ