アニメイト。なんなんでしょうか、この口に出すと甘酸っぱくもなんとなく気恥ずかしい気分になる単語は。今となっては、どうという事のないアニメ関連グッズのショップでしょ?くらいのテンションで捉えられていると思いますが、最初にアニメイトを発見した時の衝撃たるや、この世の楽園を見つけてしまったのかと思った程でした。
そもOVAそのものが登場した当時の話なので、超珍しいショップだったのは当たり前なのですけどね。初めて訪れたアニメイトで購入したのは、忘れもしない「メガゾーン23」のムック(まーまーエロい)と、幻夢戦記レダの缶ペンケースと、リン・ミンメイのステッカーでした。
小学生にとって、たかがシールに400円と云う価格はとてつもない贅沢でしたが、大人の仲間入りをしたような気分にさえなる程、エキサイティングな経験でした。
が。
まあその話はいいとして。
そんな僕が、約25年ぶりくらいにアニメイトのユーザカードを作ったんですね。何故か。
それは、とあるイベントが関係していたのです。
中村明日美子先生と沙村広明先生
本ブログの、数少ない有難い読者様はご存知かもしれませんが、僕は中村明日美子先生の作品を愛しているんですね。
そして、BLと云うジャンルではありませんが沙村広明先生の作品もまた、同様に愛しているのです。明日美子先生は一昨年から、沙村先生は22年前から。
漫画不感症になって久しい僕ですが、山本直樹先生、沙村広明先生、そして一昨年からの中村明日美子先生の作品だけは、総て手に入れているんですね。
まあマニアとしては軽いです。
そんな僕は、最愛の妻からトンデモないニュースが伝えられるのです。それは、沙村広明先生、中村明日美子先生トークショーです(ドンッ!)それは、沙村広明先生、中村明日美子先生トークスッペシャルエンタテインメントショーです(ドッギャーン!!!)。
楽園祭2017 沙村広明先生、中村明日美子先生トークショー - アニメイト
気絶しそうになりました。
なにその組み合わせ?え?そこって交わるんだったっけ?!いや交わるってのはそう云う意味じゃなくって、違う違うそう云う意味ってのはそう云う方面の話じゃ、ごめんごめん取り乱しちゃったw、え?焦ってないってwちょwマジマジwww、やめーやwww
とにかくテンションが爆アガリしたんですね。
しかし。僕はしがない関西人。イベントは無情にも東京都内のアニメイト。嗚呼。そうさそうだよね、イベントってのは首都を中心に企画されるのさ、知ってたよ。諦め方も大人の印。
僕は諦める事にしっかり慣れきっていました。しかし、我が最愛の妻は、腑抜けた大人になってしまった僕に優しく云うのでした。
「行きたいんなら、応募しなよ。だめならだめでイイじゃん。もし当選したら、こんな嬉しい事ないんでしょ?週末一緒にアニメイト行こうよ。」
泣くわ。
アニメイト探訪
大事にすべきは、よき理解者です。僕のような放蕩亭主には、勿体無い伴侶。最高の妻のお膳立てによって、機動力を失いかけていた僕の気持ちは再点火しました。
つーても、アニメイト行っただけなんですが。
家族3人で、再びアニメイトの敷居を跨ぐとは誰が想像出来たでしょうかいや出来ません。妻の手引きの元、僕は応募に必要な商品を複数セット購入したのでした。
どうせ応募するなら、一件てことはないよな。
この決断さえも、妻の助言だったんです。嗚呼。僕は日和ったなあ、としみじみしてしまいました。
そして、無事応募券を手に入れ僕はネットで念を込めて応募したのです。そして。
結論
当選しました!やったー!競争率がどうだったかなんてどうでもいいのです。愛した作品を生み出した作家先生が対談する様を目の前で見ることが出来ると云う事実以上に望む事などありますまい!
やったー!
コホン。僕はこのイベントに参加する権利を得ました。トークショーは30分。大阪から東京の会場まで片道3時間、13,000円。安い。安すぎる。
僕は妻のお祝いの言葉を受けて、当日東京に向かう事になりました。朝から「こだま」に乗って現地入りし、トークショー終了後はとんぼ返りで再び「こだま」に乗ります。
30分のためにそこまで?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、そうまでして参加したいナニかが存在する事に、僕は強烈な幸せを感じるのです。そしてそれを実行させてくれる家族に巡り会えた事に。
僕は当日、生きてさえいれば会場にいるでしょう。大柄の金髪天パ中年を見かけたらそれは僕です。当選した幸運な皆様、当日会場で幸せな時間をともに過ごしましょう。心の中で、会場の全員にハイタッチしてますのでね。
最後に
こう云う事もあるから人生は侮れません。あなたもあきらめ癖のせいでもしかしたら幸せを逃しているかもしれません。僕は幸せをつかみましたけどね!!!やったーーーー!!!!やうぇお;ぐp添えrあrhbr■■